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2020 / 07 / 22
2020 8月オンラインによる「風の声と言葉の学び」受講者募集のお知らせ
登坂倫子「風の声と言葉の学び」
Onlineワークショップ
開催日:8月9日(日曜日) 8月10日(日曜日) 8月26日(水曜日)
定員:1クラス5名まで
内容:
*V#1:ヴォイスポエム、あなた自身の声への新しい出会い、蘇る共感覚(どなたでも受講可)
*V#2:身体の認識、呼吸のしくみ、自己に触れる音源 言葉の実践( V#1 受講者のみ受講可能です。)
*V#3 : 自己の音源からハミング、開放。全身に巡る声。詩を使ったテキストワークあり。(過去も含め、V#1 V#2 体験者の方向けのクラスです。)
*V#4: 自由になった声の次の段階は、重力と抗重力の中で、全身、そして空間に広げていくためのワークに入ります。場に響く声、詩を使ったテキストワークあり。(過去も含め、V#1 V#2 V#3 体験者の方向けのクラスです。)
*即興詩:イメージ(絵)と言語の合致、腑に落ちた私の言葉 立ち上がる物語の世界。(過去も含め、V#1 V#2 体験者の方向けのクラスです。)
*「お月様へようこそ」戯曲解釈:ジョン・P・シャンリィ作「お月さまへようこそ」より3つの短編戯曲を読み、ブレイクダウンをしながら、シーンワークに進みます。(どなたでも受講可)
new!*「白い病気」戯曲解釈:チェコの劇作家カレル・チャペックの戯曲「白い病気」を読み、ブレイクダウンをしながら、シーンワークに進みます。(どなたでも受講可)
日時:
8月9日(日曜日) :
*11時~13時 V#1
*15時~17時 V#2
*19時~21時 戯曲解釈シャンリィ「お月さまへようこそ」
8月10日(祝日 山の日):
*11時~13時 V#3
*15時~17時 V#4
*19時~21時 戯曲解釈チャペック「白い病気」より
8月26日(日曜日):
*13時~15時 即興詩(昼)
*18時~20時 即興詩(夜)
オンライン受講料:
各クラス¥5,000 ( 8/10戯曲解釈 「白い病気」クラスのみ、脚本のコピー・郵送料500円が追加でかかります。)
講師:登坂倫子
宝塚歌劇団出身。星組娘役「乙原愛」の芸名で活動、10年目に退団。1993年渡米。ハリウッドのステラ・アドラー・アカデミー・オブ・アクティングを卒業。現地の舞台で女優、演出家としてデビュー。2005年帰国後は日本初のステラ・アドラー演劇とリンクレイターヴォイスワークの長期クラスをスタート。2011年夏よりスタジオunseenをオープン。2014年7月に日本人としては初めて、リンクレイターヴォイスワーク国際公認資格講師に合格。2016年には、宝塚歌劇団花組公演「ミー アンド マイガール」では演技指導として参加。演技指導講師として同歌劇団、東宝ミュージカルアカデミーなどで、後進を育成している。2018年チェコ共和国では在チェコ日本大使館主宰で、プラハなど3都市にて、一人芝居を上演。並行して自身のスタジオでの教えと表現も続け、幅広い活動を広げている。2020年新型コロナウィルス感染拡大を防ぐためにも、オンラインクラスをスタート、今回はその第三回目である。
著書:「宝塚」「アート オヴ ヴォイス」 現代書館
内容
スコットランド人の、クリスティン・リンクレイターによって考案された世界的なヴォイスワークを基調に、日本語での表現、演技、コミュニケイションに向けて登坂倫子が研究構築した声の学びです。声を通してその人自身を自由にするヴォイスワークです。リラクゼイション、呼吸の認識にはじまり、心技体のエクササイズから構成され、自身が3~4オクターブのスピーキングレンジ(声域)を持つことが出来ます。戯曲解釈には、アル・パチーノなどの俳優を育てたステラ・アドラー演劇をベースに、今を映し出す戯曲をグループセッションで解釈していきます。
今回のオンラインワークショップは、3日間の日程です。どのクラスもステラ・アドラー演劇学校出身であり、リンクレイターヴォイス国際資格認定講師の登坂倫子がオンラインで直接指導にあたります。舞台俳優はもちろん、声に興味のある方はどなたでも参加出来ます。
8/9の ヴォイス #1は声を無意識に阻むものに気づき、聴覚だけでなく視覚化し、多彩な絵と共に、その人自身の新しい声に出会っていきます。イメージ、創造、解剖学の知識から声を扱う原点的学びです。
8/9 のヴォイス#2は#1によって広がった視覚的イメージを使い、自分の声をより実体を持って知っていきます。解剖学の知識として骨格を知り、呼吸のリラクゼーション、そして自己と繋がった音源への体験、最後に創作の言葉の学びとして詩を使います。
8/10のヴォイス #3 は、音源→ハミング→開放の言葉の基本運動を学習し、声を全身に巡らせ、自由に発信させる体験を行います。手足末端まで全身を巡る自分の声に出会います。最後には詩を使ったテキストワークもやります。
8/10のヴォイス#4は、これまでの行程で自由になった自身の声を、重力と抗重力の中でより効率的に空間に広げていく体験をします。声を力みや頑張りで絞り出していたのだとしたら、この体験はまったく新しい発声法となるでしょう。詩を使ったテキストワークあり。
8/9 ,8/10の「戯曲解釈」は、なぜ戯曲は小説のように読まれないのか?という問いから始まり、俳優が戯曲を解釈する行程を導き、そして作品を参加者でブレイクダウンすることにより、これまで漠然としていたあなたの戯曲解釈の力を明快にしていき、モノローグワークまで繋げていきます。
9日のテキストは「お月様へようこそ」戯曲解釈:ジョン・P・シャンリィ作を使います。6つの短編からなる美しい戯曲です。その中から3つの短編を読み、人間の深い深淵に入り、大都会の孤独と他者との交流を考え、実践するクラスです。6月のオンラインで好評だったクラスです。
10日のテキストは、ロボットという言葉を作ったチェコの劇作家カレル・チャペックの戯曲「白い病気」です。今のこのコロナ禍にこそ、私達が手に取り考え、ふつふつと眠らせているあなたの表現の火山噴火を可能にします。言語に惑わされず、シーンの本質を見つける、画期的戯曲解釈実践クラスです。
2日間ともに、戯曲に興味のある方ならどなたでも参加出来ます。
8/26 の「即興詩ワークショップ」は、このヴォイスワークの基本的理解の上に、詩に場を与え、自分は誰なのか、何をしているのか、なぜそれをするのか、を即興で創っていきます。日本語が本来持っているひらがな、カタカナ、漢字は、そのものにイメージ(絵)が宿っています。反射的に浮かび上がってくるイメージ(絵)を、言語と合致させていくことで、あなた自身が表現したいものに到達します。それは、聞く人に物語が見えてくる、絵を想像させる豊かな声を培います。
各クラスお申込み:https://noriko-tosaka.com/
募集締め切り:
・V#1~V#4 と8/9 戯曲解釈「お月さまへようこそ」クラス前日まで
・8/10 戯曲解釈「白い病気」8月5日まで
・8/26 即興詩クラス 8月24日まで
メールフォームよりお申込み下さい。その際、携帯電話番号も必須でご記入下さい。ごく稀ですが、PCからのメールが携帯に届かない場合がありますので、受講者の方との連絡を確実にするためのものなので、ご協力をお願い致します。
何月何日のどのワークショップを受講されるか、はっきりとご明記下さい。
例)8月9日のV#1 1クラス受講希望。
例)8月9日の戯曲解釈「お月さまへようこそ」1クラス受講希望。
例)8月9日のV#1 V#2 2クラス受講希望。
例)8月9日のV#1 V#2 8月26日 即興詩(昼) の、3クラス受講希望
例)8月26日 の即興詩(夜) 1クラス受講希望
例)8月9日のV#1 V#2 戯曲解釈「お月さまへようこそ」8月10日V#3 4クラス受講希望。
例)8月9日戯曲解釈「お月さまへようこそ」8月10日V#3 、V#4 、戯曲解釈「白い病気」 8月26日の即興詩(昼)クラス 5クラス受講希望。
例)8月9日、V#1 V#2 戯曲解釈「お月さまへようこそ」8月10日V#3, V#4 、戯曲解釈「白い病気」8月26日即興詩(夜)クラス の 7クラス受講希望
*受講クラスキャンセルについて
・V#1~V#4 と8/9 戯曲解釈「お月さまへようこそ」前日のキャンセルは半額、当日は全額のお支払いが派生します。それまではキャンセル料は派生しません。
・8/10 戯曲解釈「白い病気」8月5日締め切り以降のキャンセルは全額のお支払いをお願い致します。
・8/26 即興詩クラス 8月24日の締め切り以降のキャンセルは全額のお支払いをお願い致します。
・受講料の返却の場合の振り込み手数料は受講者の方のご負担でお願い致します。
他、受講方法をもっと知りたい方、興味ある方、質問等、メールフォームよりどうぞお気軽にご連絡下さい。
studio unseen では8月のワークショップは、新型コロナウィルスの感染予防を鑑みて、オンラインクラスと広いスタジオで少人数のムーブメントワークショップとの両方を開催して参ります。難しい時ですので、受講者の方ご自身のニーズに合ったクラスをぜひ受講して下さい。どのクラスも声を自由にし達成の喜びは同じです!参加される皆さんとの出会いを心から楽しみにしています。
studio unseen 主宰/ リンクレイターヴォイス国際資格取得講師
登坂倫子