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2018 / 04 / 02
チェコ共和国での公演、無事終了致しました。
2018年3月12日から16日まで、中欧チェコ共和国にて、在日本大使館主宰の公演を行うことが出来ました。
チェコ共和国では、すでに歌舞伎、狂言など日本文化はこれまで紹介されてきたそうですが、
日本で104年続いてきた宝塚歌劇団はまだ紹介されてなかったことを期に、
今回は、宝塚歌劇団の歴史と成り立ちの講義、そして元男役トップスタアの麻路さきさん、そして朝園みきさんに
歌劇団の協力を頂き、衣装、メイク、写真、映像を含めて、歌劇団の男役についての講義、
そして、登坂倫子が脚本演出をしてきた、「A Thousand Cranes 〜禎子と千羽鶴〜」を登坂倫子による上演を。
最後は宝塚らしく、歌のショー。という豪華な内容になりました。劇中のイメージは、書家である土居筍さんの古代文字の書をスクリーンに映し出し、
台詞はすべてチェコ語に翻訳し、麻路さきさんにはオリジナルの音楽を数曲作って頂き、ピアノ演奏もお願いしました。
また、演出上大切な調和、希望、を表現するところは、現地チェコの有志の子供たちに演じてもらい、
言語を越えた表現が出来ました。プラハで2公演、クラドノで1公演、ナーホト市では2公演、合計5公演。
なかでも、プラハのセマフォル劇場は、共産主義の頃は、ここで人々は演劇を通して自由への声をあげていた
場所です。劇場の魂が感じられるこの場に立ち、演じられたことは生涯の宝物です。今回の公演で各劇場に来ていただいた方の数は。計778人。
チェコの人口は日本の約13分の1なので、単純に計算すれば、日本で10,114名の方に観ていただいたことに相当します。
・ホルニーポチェルニツ 53人
・セマフォール劇場 190人
・クラドノ市 201人
・ナーホド市 334人ナーホド市のサイトです。
https://www.facebook.com/mestonachod.cz/posts/851561075030498ご協力頂いた、在チェコ日本大使館の皆様、宝塚歌劇団、参加してくださった麻路さきさん、麻園みきさん、
土居筍さん、磯部マヤさん、飯島健さんに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
これからも、芸に精進し、芸術による人と人との交流を続けて参りたいと思います。
どうか、よろしくお願い致します。登坂倫子