News ニュース
-
2011 / 09 / 26
フィンランドの妖精 身体と声の躍動と調和
演劇、ダンス、歌・・・etcの境を越境する「パフォーマンス・アート」。フィンランド出身で現在ベルリンを中心に活動するヴォイス・パ
フォーマーであるヘイニ・ヌカリ氏を招き、身体と声に焦点を絞った、彼女独自の方法論に則ったワークショップを3日間開催します。ヘイニ・ヌカリ
1972年生まれ。フィンランドでクラシック音楽を学び、アムステルダムでダンスを学ぶ。1997年からフリーランスのパフォーマーとして、ベルリンを中心に活動。ダンス・カンパニーであるTRAVAの創立メンバーとして活動した後、2006年、フランスにあるロイ・ハート劇場に滞在してヴォーカル・トレーニングを学ぶ。以降は、東洋医学、舞踏などに影響を受けつつも、ダンスよりもいっそう“声”に比重を置いたユニークなパフォーマンス作品を発表し続けている。2007年、2008年にAIAV(秋吉台国際芸術村)のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムにより来日。
ヴォイス・パフォーマンスとは?
歌詞と音階に縛られた一般的な”歌”とは異なり、パフォーマーの身体性に依拠した、より自由度の高い表現。アメリカのメレディス・モンクらの活動が知られている。ヘイニ・ヌカリの場合、いわゆる楽曲的な作曲による音楽だけにしばられず、自然の中の環境音に自身の身体を反応させて、即興的に声を探る作業をとおしても作品を作っている。
日時・場所
10月8日(土)
場所未定 東京圏内のスタジオ、もしくは劇場を予定。
午後開始を予定(6時間)10月9日(日)
場所:studio unseen(東京都目黒区駒場3-5-6 B1F 駒場東大前駅徒歩5分)
時間:14:30 – 20:30(6時間)10月10日(月曜日)
場所:道場 有信館(東京都目黒区五本木1-33-19 小川方)
時間:14:00 – 19:00 (6時間)詳細
定員 :18名(9日のみ10名)
参加費:各ワークショップ ¥7,000円
2日間、3日間連続で受講されたい方は別途ご連絡下さい。その際は、割引料金となります。主催/通訳:登坂倫子
宝塚歌劇団出身.退団後渡米。アメリカのステラ・アドラーアカデミーオブアクティング卒業。現地で女優、演出家としてデビュー。2004年帰国後は、ステラ・アドラー演劇とクリスティン・リンクレイター氏によるヴォイスワークの長期クラスを開催。他、様々なアーティストと共にパフォーマンスを創る。2011年studio unseen オープン。ブログ / Facebookページ
昨年、美しい里山でのワークショップの間、彼女といろんな話をしました。ベルリンでは、こういったヴォイス・パフォーマンスのワークショップはアクターは、もちろん、ミュージシャン、フォトグラファー、フィルムメイカー、インスタレーション制作者など、様々なアーティストの参加があるそうなのです。私はその話を聞いて、深く感動しました。
この機会に沢山の方に、このヴォイス・パフォーマンスを体験して頂けますように!
登坂倫子